けーよーせん

今日さ、夏休みを利用してディズニーランドに行ったんだけど、入口のところでドナルドが頭を取って、出てきた中の人が、
京葉線止まってまーす!』
って叫んでたの。しばらくしたら前を通りがかったミッキーの背中に
『ただいま京葉線が運転中止』
って書かれた紙が貼ってあって、ミニーの背中には
『運転再開の見込みはたっていません』
って書かれた紙が貼ってあって、やっぱりあれは来場者への配慮なんだろうね。7人の小人達の背中には、い、だの、ば、だのが貼ってあって、なんだ、と思って並ばせてみたら、
い そ が ば ま わ れ
が完成したりと、やっぱりサービスが行き届いているんだな、と感心してしまった。

いや、正直な話ね、上記は全て真っ赤な嘘なんだけど、俺はいつも通り会社に行って、それでこのように足止めを食らって、新習志野のホームで電車を待ちながら、一応ディズニーランドで遊んでいる人のことを考えたわけだよ。近郊から遊びに来ている人ならまだしも、地方から来て帰りの新幹線の時間がある人とか、飛行機の時間がある人とかって、その時間から逆算して遊ぶわけじゃない。でもきっと京葉線が止まってるなんて情報は知らないんじゃないかと思うのね。もちろんさ、ニュースを見た家族の人とかが電話やメールで教えてくれるっていうのもあるかもしれないけど、貼り紙は無いにしても、園内でそういう旨の放送とかしてくれるのだろうか。どちらにしたって、何も知らないでふぁーって遊んで、帰ろうとしたら、電車動いてねぇ!って発狂する人だっているわけじゃない。そういう人のケアまでJRはしてくれるのだろうかって。中には不倫のカップルもいたりするだろうしね。で、ニュースの記事の

”停止した電車から降りて線路を歩く乗客”

の中に写っていたりしてしまって、それを嫁に発見されて、

だんでばんだがごんだどごどにいぶんだ!
(なんであなたがこんなところにいるんだ!)

とか、最悪な状況になってしまったりして、そういう人の修羅場のケアまでJRはしてくれるんですかって思ったんですよ。